歯科用CAD/CAM市場の新機軸により、二ケイ酸リチウムの修復物をより効率的に、コスト効率よく、便利にミリングすることが可能になりました。imes-icoreは材料スペシャリストであるpritidenta社とのコラボレーションにより、ミリングマシンメーカーとして初めて二ケイ酸リチウム材料のCAD/CAMディスクを発表しました。新開発のCORiTEC LiSiディスクは、現行のイメスアイコア製ミリングマシン全てに対応することが確認されており、イメスアイコア製ミリングマシンにより、歯科医師、歯科技工所、商業技工所において、二ケイ酸リチウム製の歯科修復物をより効率的かつコスト効率よく製作することが可能となります。
新しいガラスディスクは、非常に審美的で革新的なナノ二ケイ酸リチウムCAD/CAMディスクで、19色の色調があります。この材料の透光性は、熱によって変化させることができます。このことは、同じディスクから削り出した修復物を個別に焼成することで、修復物の特性を変えることなく、透光性を高くしたり低くしたりできることを意味します。
また、焼成によって後の段階で透光性を調整することもできます。さらに、この新素材は、従来のステイン／グレーズやベニアリング材に幅広く適合します。
この新しいガラス・ディスクは、98mmの標準ディスク・ホルダーに適しており、エッジの安定性が高く、ウェット・サンディングでもチッピングがほとんど見られない。連続ミリング手順では、最大25個のユニットを一度にミリングできるため、これらの修復物を競争力のある価格で生産することができる。imes-icoreのすべてのCORiTECシステムのワークフローは適合され、検証されています。imes-icoreの機械、ツール、iCAMソフトウェアの組み合わせは、安全な加工と高品質の結果を保証します。
ドイツ、ニュルンベルクのBatyr Kuliev医師は新しいガラスディスクをテストし、2症例の修復物を作製しました。1つは単冠で、もう1つはベニアです。彼は、ミリング時間が短いことと、修復物のシェードが非常に良いことに特に感銘を受けました。彼は、複数の異なるタイプの修復物を一度にミリングする際の効率性という点で、ブロックよりもディスクの方が明らかに優れていると感じています。さらに、ブロックの利点として、ディスクから3ユニットのブリッジを作製できることが挙げられます。
購入方法
新しいガラスディスクは、2023年11月よりプリチデンタから直接ご購入いただけます。高さ12mm、完全結晶化後の強度は450MPa。発売当初は、以下の色合いからお選びいただけます：A1、A2、A3、A3.5、B2、C2、D2、Bleach 2。
プリチデンタについて
歯科用CAD/CAM材料のスペシャリストとして、プリチデンタ社は10年以上にわたりドイツ発のブランドクオリティを確立してきました。プリチデンタ社は、二酸化ジルコニウムをコアコンピタンスとし、CAD/CAM材料の高品質な製造技術を持つプレミアム製品の開発・製造メーカーです。imes-icoreグループの一員として、歯科技工士と歯科医師はCAD/CAMプロセスにおける効率的な生産と自動化のための一流のCORiTEC材料を利用することができます。
詳細はウェブサイトwww.pritidenta.comをご覧ください。
